- 実家がゴミ屋敷で困っている
- 実家のゴミ屋敷はどうやって対応すれば良い?
とお悩みの方も中にはいるでしょう。
実は、親の高齢化に伴い実家がゴミ屋敷になってしまったという人は意外にたくさんいます。ただ、実家のゴミ屋敷をそのままにしてしまうと、後近所トラブルにつながるだけでなくさまざまなデメリットが生じてしまいます。
今回は、実家がゴミ屋敷になってしまった人に向けて
- 実家がゴミ屋敷になってしまう原因
- ゴミ屋敷を改善するために親を説得する方法
の2つについて解説します。実家のゴミ屋敷をどうにかしたい方は是非参考にしてください。
実家がゴミ屋敷”の人でありがちなこと
ゴミ屋敷は、ただゴミを片付ければ解決するという問題ではありません。ゴミを溜め込んでしまう原因を考えた上で対応しないと、ゴミを片付けてもすぐにゴミ屋敷へと逆戻りをしてしまいます。
以下に、ゴミ屋敷の人にありがちな共通点を4つまとめました。実家のゴミ屋敷を改善するためにも、自分の親がどのパターンに当てはまっているのかを確認してください。
親が貧乏性である
親が元々貧乏性の場合、自身も「物を捨てるのをもったいない」と感じてしまい、なかなか捨てられなくなってしまう可能性があります。
「捨てるなら家に置いておいたほうが良い」と判断して、物がどんどん家に溜まっていっていませんか?
親の体力が落ちていて掃除ができない
人間は歳をとると体力が落ちます。昔はなんなく片付けができていたのに、体力が落ちて掃除ができなくなり、家が汚れていくこともあります。
実家が一軒家の場合は、特に掃除をするのに体力を使うことでしょう。
親の体力が落ちているせいで実家がゴミ屋敷になっているのなら、いっそのこと小さな住宅への引っ越しを促してみるのも良いかもしれませんね。
孤独感をまぎらわせている
子供が独り立ちをして家を離れると、親は孤独を感じます。物を捨てるとより孤独が強くなり、物に囲まれていると安心感を感じます。
親が孤独感が原因で家をゴミ屋敷にしていると考えられる場合、孤独感を埋めるために定期的に電話をしたり実家に顔を出すことをお勧めします。
判断能力が落ちている
親が高齢なら、判断能力の低下がゴミ屋敷の原因になっているかもしれません。
特に認知症がはじまると判断能力は著名に低下します。判断能力が低下すると、今の家の状態が綺麗か汚いかも曖昧になり、ゴミが溜まっているのに掃除をしないといった状況につながります。
そもそもゴミをゴミとも認識していない可能性すらあります。
実家のごみ屋敷で親を説得するコツ
ゴミ屋敷自体は、ゴミの処分を業者に依頼するなどすればすぐに片付きます。しかし、実家に住んでいる親がゴミの処分を良しとしない場合、勝手にゴミを捨てることはできません。
親の理解を得ないままゴミ屋敷を片付けてしまうと、すぐにゴミ屋敷に戻ってしまうだけでなく、最悪の場合親子関係にもヒビが入ってしまいます。
親の気持ちを無視してゴミ屋敷をどうにかしようとするのではなく、まずは親の説得から始めてみてください。
以下に親を説得するコツについてまとめてみました。
自分がゴミを捨てて行動を示す
まずは、自分でゴミを捨てている姿を見せることが大切です。実家に帰ったときに、自分の不要なものは自分で捨てたり、自分の部屋を綺麗にしてみましょう。
また、一人暮らしをしている方なら、自分の部屋に親を招くのも効果的。子供がゴミを捨てている姿を見たり、一人暮らしの家を綺麗にしている姿を見れば親の意識も変わるでしょう。
否定せずに話し合う
親の説得をする時は、否定をしないことが重要。ゴミ屋敷であることを叱ったり、頭ごなしに否定するのは良くありません。
否定されることで、より片付けを避けてしまう可能性があるからです。
子供からの発言に親は傷つきやすいものなので、親の現在置かれている状況を考えて、あくまでも親を尊重するような発言をするように心がけましょう。
説得タイミングは食事中に行う
説得のタイミングは食事中にすることをおすすめします。食事中はお互い気持ちもリラックスしているので、攻めた口調になる可能性も減るでしょう。
お互い落ち着いた気持ちで会話をすることで、ゴミ屋敷を片付ける方向に進めることができるはずです。